ケアネット様インタビュー

    今回、弊社(レッドフォックス)が開発を受注した医療系アンケートシステムは、 治療に携わる全国の医師の協力の下で得られた診療調査(患者を特定する個人情報を排除し、 統計データとして利用できるよう独自の手法で集計したもの)の結果をWEB上で共有する、貴社独自の画期的なシステムです。
    貴社は、どのようなビジネス戦略をもとに、このシステムを構築することを決意されたのでしょうか。


    商品開発部長 兼 学術企画部長
    藤原 健次 氏
    当社(ケアネット)が掲げる企業理念は、多忙を極める日本各地の医療関係者に、最新情報を提供するためのコンテンツを制作し、インターネットやDVDなどのメディアを通じて発信することです。 医師は診療の現場において、患者と一体となって病気に向き合い、治療にあたります。 そして、主に過去の診察において経験した症例をもとに、診断や治療方法を決定しています。しかし、例えば高血圧症だけの方と、高血圧症と糖尿病や心臓病との合併症の方とでは、同じ高血圧症の薬を投与してもその効果は異なるように、一人一人の患者さんに必要な治療は異なるのです。 そこで、薬剤の一つ一つが実際の診療においてどのような効果を発揮するのか、また患者によって薬の効果は異なるのかということについて膨大なデータを分析し、全国の医師で共有する仕組みを作れば、新たな価値を生み出すことができると考えました。そして、実地臨床の場で起こっていることを即座に統計データに加工し、 リアルタイムで医師の方々に届けるシステムを構築することにいたしました。
    このシステムを導入していない医療現場では、医師の方々がカルテに記載した診療結果は、その医療施設で保管されているままです。
    しかし、より多くの症例に関するデータ、理想的には日本全国の症例に関するデータを集積して臨床の現場に提供すれば、日本の医療の充実、発展に寄与できると思います。

    今回のシステム開発にあたり、数社のシステム開発会社に対してコンペを実施したと伺いましたが、どのような選定基準があったのでしょうか。 また、弊社を選択していただいた理由をお聞かせ下さい。

    開発するシステムに汎用性を持たせる必要があったこと、一度に複数のプロジェクトを 実行する可能性があったことなどから、システム開発会社には組織としての安定性、 柔軟性およびスピードを求めました。プロジェクト期間中に、こちらが依頼したシステム開発会社の事情によって、 自分たちが構築した事業計画を実行できないという事態が発生するのは本末転倒となってしまいます。 もちろん、提案力も大切な要素の1つです。 医療業界の知識や課題を理解し、我々が目指すビジョンを共有した上で、価値のある提案をいただけることを望みました。

    今回のプロジェクトにおいて、弊社のサービスをどのように評価されましたか。 発注時の期待にお応えできていましたか。

    貴社のサービスには、大変満足しています。 我々がビジネスにかける熱い思いに感応して下さり、同じ土俵で世の中に役立つ仕組み作りを実現できたことには充実感を覚えました。 システム開発中は、我々がさらに高度なサービスを実現したいとお願いしたり、リリース時期が集中し、さらに状況が二転三転した中で、 実現可能なことと不可能なことを明確に区分し、真摯に対応して下さったことには感謝しております。 このことは、システム開発会社を選定する上で最も重要視した要素でしたので、期待通りの成果を出していただいたと思います。

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